雑穀、麦、そば、豆の食文化
平地が少なく米がとれない山村では、山を切り開き畑を作り、雑穀、麦、そば、豆等を栽培してきました。それらはクルマヤ(水車小屋)で粉にし、面、団子など様々に加工し食べられてきました。山の民の知恵と技術が詰まった体験です。
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山梨といえば!のしいれ、つみいれ作り
20名から
約4時間
通年
山梨の郷土料理「ほうとう」を、早川では「のしいれ」と呼びます。また麺にせず、団子にして入れたものは「つみいれ」と呼びます。いろりに鍋をかけて、ことこと煮込んで食べる早川町の日常食を体験します。
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そば打ち、石臼で粉碾きとそばがき作り
20名から
約1~3時間
通年
町民にとって、ほうとうと並んでなじみ深いのが「そば」。セリそば、大根そば、なめこそば等、季節の食材と合わせて食べられてきました。そばがき作りでは、石臼や箱ブルイ等の昔の道具も使います。
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いちから始める豆腐作り
20名から
約2.5時間
通年
早川町では、昭和の初め頃まで、各集落に1軒くらい豆腐屋があり、正月やモノ日にごちそうとして食べられてきました。固くて甘くて大豆の味が濃い早川町の豆腐を、石臼を使う等、昔ながらの製法で作ってみます。
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懐かしの味 すばくと冷や汁作り
20名から
約3時間
通年
丸麦(大麦)に小豆などを加え、2時間かけて炊くのが「すばく」。昭和30年代まで米の代わりに食べられてきた、山間地ならではの食文化です。エゴマの入った冷や汁や、自家製の味噌を使ったネギ味噌との相性抜群です。
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簡単ねりくり作り
20名から
約2時間
通年
石臼でそばを碾き、そば粉と野菜をその名のとおり練りくって作ります。栄養面のバランスもよく、昔はおやつとしてではなく、食事として食べられていました。
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畑仕事のおやつ ちんちん焼き作り
20名から
約2時間
通年
畑仕事の合間に、おやつとして食べられてきた「ちんちん焼き」。小麦粉とモロコシの粉を水でといて焼くだけのシンプルな料理です。熱々の鉄板にタネをのせた時の音が名前の由来です。
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贅沢品! アカモロコシの饅頭作り
20名から
約2.5時間
通年
早川町では、タカキビのことをアカモロコシと呼びます。ごはんと一緒に炊いたり、餅についたり、粉にして加工もしました。お饅頭もその一つです。
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おごっそうの小豆粥作り
20名から
約2時間
通年
炒った小豆を石臼で碾いて粉にし、お湯で溶いた素朴な料理です。サツマイモ等を入れました。甘いものが貴重な昔は、おごっそう( ごちそう) の類でした。